コエンザイムQ10

coenzyme Q10

コエンザイムQ10は、体内のエネルギーをつくるために必要となる補酵素のひとつです。
様々な生命活動の原動力を生み出すほか、強い抗酸化作用を持つことから、生活習慣病や老化の予防に役立つといわれています。

コエンザイムQ10とは

●基本情報
コエンザイムQ10は、細胞の中にあるミトコンドリア[※1]に存在しており、生命活動に必要なエネルギーの大部分をつくり出している補酵素[※2]です。
ユビキノンとも呼ばれていますが、これは、コエンザイムQ10があらゆる細胞や血液中に存在することから、ラテン語で「いたる所に存在する」という意味を持つ「ubiquitous(ユビキタス)」という言葉に由来するものです。コエンザイムQ10は、エネルギーを必要とする心臓の筋肉や、骨格筋、肝臓や腎臓に多く存在するといわれています。
また、コエンザイムQ10はビタミンと似た働きも持つビタミン様物質[※3]であるため、ビタミンQとも呼ばれています。

●コエンザイムQ10の歴史
コエンザイムQ10は、1957年、アメリカ・ウィスコンシン大学のクレイン博士らによって発見され、牛の心臓細胞のミトコンドリアから単離[※4]した脂溶性の補酵素がコエンザイムQ10と命名されました。
その後、コエンザイムQ10についての研究や開発が活発に行われるようになり、日本では1975年から心筋梗塞や脳卒中、糖尿病などの治療薬としてコエンザイムQ10が使用されていましたが、2001年には食品として認可され、サプリメントの原料としても広く利用されています。

●コエンザイムQ10の働き
体内の臓器や筋肉を動かすためにはエネルギーが必要です。このエネルギーを生み出すもととなるのが、ATP(アデノシン3リン酸)[※3]という物質です。
エネルギーは、食事から摂取した糖質脂質たんぱく質などの栄養素からつくり出されます。その中で、最もエネルギーになりやすい糖質は、血液にのって全身をめぐり、エネルギーとなります。
コエンザイムQ10はATPをつくり出す力を活性化するという役割を担っています。コエンザイムQ10が体内に十分に存在していると、効率良くエネルギーがつくられるため、疲れにくく健康な体を維持することができるのです。

また、コエンザイムQ10には強い抗酸化作用[※6]があり、増えすぎた活性酸素[※7]によるダメージから体を守る働きがあります。
本来、活性酸素は体の中に入ってきた細菌やウイルスを退治してくれる働きを持つため、人間の体にとって必要なものですが、増えすぎるとその強力な作用により細胞を傷付けてしまうため、生活習慣病や老化の原因となります。
活性酸素は、ストレス・紫外線・喫煙・過剰な運動などが原因で増加するといわれており、現代人の生活環境は、活性酸素によるダメージを受けやすいのです。
ミトコンドリアでエネルギーがつくられる際にも活性酸素が発生します。活性酸素によるダメージから体を守るためのSOD酵素などの抗酸化作用を持つ酵素が体内でつくられていますが、年齢とともにその力は低下してしまいます。
つまり、体外からビタミンAビタミンCビタミンEなどの抗酸化ビタミンや、ポリフェノールカロテノイドといった抗酸化物質を補う必要があります。
コエンザイムQ10は、自身も強い抗酸化作用を持ち、活性酸素を抑えますが、抗酸化ビタミンであるビタミンEの働きを助ける性質も持っています。コエンザイムQ10は体内に取り込まれると酸化型から還元型へと変化し、抗酸化作用を発揮します。
コエンザイムQ10は、これらの成分と連携して、活性酸素からのダメージを抑えています。

●コエンザイムQ10の欠乏症
コエンザイムQ10はエネルギーをつくり出す重要な成分ですが、年齢や食生活、様々な病気などによって、体内のコエンザイムQ10の量は減少してしまいます。
体内のコエンザイムQ10の量は20歳代にピークを迎え、40歳代以降急速に減少するといわれています。
コエンザイムQ10が不足すると、エネルギーの生産力が低下し、疲れやすくなったり、肌の老化現象や免疫力の低下、肩こりや冷え性などが引き起こされます。

●コエンザイムQ10を摂取するには
コエンザイムQ10の1日摂取目安量は、60~100mgとされています。
コエンザイムQ10が多く含まれる食材は、牛肉、豚肉、レバーなどの肉類、いわしやさばなどの魚類、ほうれんそうブロッコリー大豆、チーズなどが挙げられます。
例えば、100mgのコエンザイムQ10を摂取するためには、にしんなら約40匹(1匹当たり150g)、牛肉なら約2.7kg以上、えんどう豆なら約30kg以上食べる必要があり、食事からコエンザイムQ10を十分に補うことは難しいといわれています。
そのため、コエンザイムQ10はサプリメントから摂取すると効率的です。

コエンザイムQ10は脂溶性の成分であるため、水に溶けにくく、吸収性があまり良くないといわれています。
しかし、このような弱点をカバーすることができる包接体コエンザイムQ10が、サプリメントの原料として利用されています。
包接コエンザイムQ10とは、コエンザイムQ10を、オリゴ糖の一種であるシクロデキストリンで包み込んだものです。
シクロデキストリンは、蓋と底がないカップのような構造であり、その内径は約1ナノメートル(ナノメートル=10億分の1メートル)となっています。
さらに、カップの外側は水に溶けやすく、内側は油に溶けやすいという特徴を持っています。
包接コエンザイムQ10にすることによって、非常に細かく、体に吸収されやすくなるため、より効率的にコエンザイムQ10を摂取することができます。

[※1:ミトコンドリアとは、細胞内の構造のひとつで、生命活動に必要なエネルギーをつくり出す役目を担っています。]
[※2:補酵素とは、消化や代謝で働く酵素を助ける役割をするものです。]
[※3:ビタミン様物質とは、ビタミン類には含まれず、ビタミンと似た働きを持つ栄養素の総称です。]
[※4:単離とは、様々なものが混合している状態から、特定の要素のみを取り出すことです。]
[※5:ATPとは、細胞の中に存在し、生命活動で利用されるエネルギーを保存・利用する上で必要な物質です。]
[※6:抗酸化作用とは、たんぱく質や脂質、DNAなどが酸素によって酸化されるのを防ぐ作用です。]
[※7:活性酸素とは、普通の酸素に比べ、著しく反応性が増すことで強い酸化力を持った酸素のことです。体内で過剰に発生すると、脂質やたんぱく質、DNAなどに影響し、老化などの原因になるとされます。]

コエンザイムQ10の効果

●疲労回復効果
コエンザイムQ10にはエネルギーをつくり出す働きがあるため、疲労回復の効果があります。
エネルギーをつくり出す力が低下すると、体の様々な臓器や組織の働きが弱くなり、病気や老化の原因につながります。コエンザイムQ10を摂取することにより、効率良くエネルギーがつくられるため、疲れにくく若々しい体を維持することができます。

また、コエンザイムQ10と同様にエネルギーをつくり出す上で重要である成分であるα-リポ酸と包接コエンザイムQ10を組み合わせて摂取すると、より効果的であるという試験結果が報告されています。
高校野球部の生徒30名が、包接コエンザイムQ10とα-リポ酸が配合されたサプリメントを1ヵ月間服用し、服用前後の3000mの持久走におけるタイムを比較した所、平均タイムは12分20秒から11分50秒にまで短縮され、持久力の向上が確認されました。

疲労回復の効果と、体力向上に役立つことから、コエンザイムQ10はスポーツ選手向けのサプリメントとしても利用されています。【4】

●肌の老化を防ぐ効果
しわやたるみなどの肌の老化現象は、コラーゲンの減少によって引き起こされます。
人間の体は、約15%がたんぱく質によって構成されています、このたんぱく質の約30%を占めるのがコラーゲンです。コラーゲンの約40%は皮膚に存在しており、肌の弾力を保つ上で欠かせない成分です。
しかし、コラーゲンもコエンザイムQ10と同様に、年齢とともに体内でつくられる量が減少してしまいます。
コエンザイムQ10は、コラーゲンをつくり出す皮膚の細胞を活性化させる働きがあります。
また、コエンザイムQ10には肌のターンオーバー[※8]を正常化するという働きがあります。
通常では、肌の細胞は28日間で生まれ変わるといわれていますが、年齢や食生活、間違ったお手入れなどで、ターンオーバーのサイクルが乱れてしまいます。
その結果、古い角質が肌の表面に蓄積されたままになるため、肌荒れ、シミや乾燥にもつながります。
コエンザイムQ10は、しわやたるみなどの老化現象を改善し、若々しい肌を保つ効果があります。このような効果から、アンチエイジング(抗老化)のためのサプリメントや化粧品にコエンザイムQ10が利用されています。

●心臓機能を保護する効果
コエンザイムQ10はからだ全体に存在しますが、心臓に特に多く存在します。心疾患を持つ患者がコエンザイムQ10を摂取すると、運動機能や生活の質や快適性が改善されたとの研究報告もあります。
【5】【6】【7】

●生活習慣病を予防する効果
コエンザイムQ10の抗酸化作用は、生活習慣病の予防にも役立ちます。
活性酸素は、コレステロールを酸化させることによって、動脈硬化や糖尿病を引き起こす原因にもなります。
コエンザイムQ10は、悪玉(LDL)コレステロール[※9]の酸化を抑えることによって、過酸化脂質を抑え、生活習慣病を予防する効果があります。【3】【8】【9】【10】

●関節痛を改善する効果
関節の軟骨の部分には、コラーゲンや、水分を保つヒアルロン酸グルコサミンコンドロイチンなどの成分が含まれており、クッションのような役割を果たしています。
しかし、加齢や肥満が原因で、軟骨がすり減ってしまうと、関節の骨同士が直接こすれるようになり、痛みが発生します。
特に、膝の関節は体重を支える部分であるため、負担がかかりやすいといわれています。
包接コエンザイムQ10とコラーゲン、グルコサミン、ビタミンCを主成分とするサプリメントを摂取させた所、関節痛が改善されたとの報告があります。
コエンザイムQ10は、軟骨の細胞を活性化させることによって、軟骨をつくる働きを促進するため、関節の痛みを改善する効果があります。

●骨粗しょう症を予防する効果
骨粗しょう症とは、骨密度[※10]が低下して骨がもろくなり、ちょっとしたはずみで骨が折れやすくなってしまう病気のことであり、骨を構成するカルシウムの不足や、更年期の女性に見られるエストロゲン[※11]の減少などが原因とされています。
骨は、コラーゲンが絡み合っている隙間をカルシウムが埋める形で形成されています。骨に十分なコラーゲンが存在していないと、摂取したカルシウムが吸着されにくくなります。包接コエンザイムQ10とカルシウムやコラーゲンを主成分としたサプリメントを6ヵ月間摂取させると、骨密度が改善したという報告があります。
コエンザイムQ10とコラーゲンを同時に摂ることにより、カルシウムが吸着されやすい状態になり、骨密度が改善されるため、骨粗しょう症の予防に役立ちます。

[※8:ターンオーバーとは、肌が生まれ変わる周期のことです。ターンオーバーは20歳頃までは28日前後で生まれ変わるといわれていますが、ターンオーバーは年齢とともに遅れていき、40歳を過ぎると40日以上かかるようになります。年齢とともに肌の透明感やハリが失われる原因のひとつです。]
[※9:悪玉(LDL)コレステロールとは、肝臓から血管にコレステロールを運ぶ機能を持った物質です。悪玉(LDL)コレステロール値が高くなると、動脈硬化の原因になるといわれています。]
[※10:骨密度とは、骨の密度をいいます。一定の面積あたり骨に存在するカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを示し、骨の強度を表します。]
[※11:エストロゲンとは、女性ホルモンの一種で、卵胞や黄体から分泌される女性らしい体つきを促進するホルモンのことです。]

食事やサプリメントで摂取できます

コエンザイムQ10を含む食品

○牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類
○いわし、さば、さけ、ます、うなぎ、あんこう、いかなどの魚類
○ほうれんそう、ブロッコリー、キャベツじゃがいもなどの野菜類
○大豆、大豆加工食品
ピーナッツ
○チーズ
○鶏卵
○ごま油

こんな方におすすめ

○疲労を回復したい方
○いつまでも若々しくいたい方
○生活習慣病を予防したい方
○関節痛でお悩みの方
○骨粗しょう症を予防したい方

コエンザイムQ10の研究情報

【1】コエンザイムQ10 は体のいたるところに存在しますが、20歳前後をピークに減少します。特に心臓や腎臓での減少が激しく、コエンザイムQ10 を摂取することの必要性が求められています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2779364

【2】コエンザイムQ10 はビタミンE とともに存在していると、まずコエンザイムQ10 から消費され、完全に使用された後、ビタミンE が使用されるため、コエンザイムQ10にはビタミンE を保護する働きが示されています。またコエンザイムQ10 は酸化型ビタミンE を再度還元し、ビタミンE に戻す働きもあります。この働きにより、コエンザイムQ10 にはビタミンE の抗酸化力をサポートする働きがあります。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2097322

【3】本態性高血圧患者においてコエンザイムQ10 を摂取させた研究(3件、96名)では、1日100-120mg のコエンザイムQ10 を摂取させると、収縮期血圧と拡張期血圧をともに低下させました。このことより、コエンザイムQ10 に高血圧予防効果が期待されます。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19821418]

【4】うっ血性心不全患者79名において、コエンザイムQ10 を1日100mg 、3カ月間を摂取したところ、最大運動能力が増大し、また生活の質の指標であるQOL も改善が見られました。これらの結果より、コエンザイムQ10 に心疾患患者の運動能力改善に役立つことが示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9420639

【5】心不全患者2664名において、コエンザイムQ10 を100mg 、3カ月間摂取したところ、チアノーゼや浮腫、肺浮腫、肝臓障害、呼吸困難、動悸、発汗、不眠、めまいなどの改善が見られました。またこれらの症状改善がもとで、生活の質や快適さの指標であるQOL が改善したことも確認できました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7752841

【6】狭心症患者12名において、コエンザイムQ10 を1日150 mg を4週間摂取したところ、狭心症の頻度を抑えることができました。コエンザイムQ10 摂取後の血中コエンザイムQ10 の濃度が上昇しており、この結果よりコエンザイムQ10 が狭心症の予防や治療に役立つことが示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/3927692

【7】心不全患者39名において、コエンザイムQ10 を1日150mg 、3カ月間摂取させたところ、運動能力において改善が見られました。この結果より、心不全患者における運動能力改善作用が期待されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18705154

【8】収縮期高血圧患者83名において、コエンザイムQ10 を1日60mg 、12週間摂取したところ収縮期血圧が低下しました。この結果より、コエンザイムQ10 が高血圧予防効果が示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11780680

【9】コエンザイムQ10 を用いた血管内皮細胞における効果を調査した研究(5件、194名)において、血流に比例した血管拡張作用が認められました。今回の研究により、コエンザイムQ10 は血管拡張作用を有し、高血圧の予防に役立つと示唆されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22088605

【10】Ⅱ型糖尿病及び脂肪血症患者74名に、コエンザイムQ10 を1日200mg を摂取させたところ、血中のコエンザイムQ10 の濃度が3倍に増加し、収縮期血圧ならびに糖尿病の指標となる糖化ヘモグロビンが減少しました。これらの結果より、コエンザイムQ10にはⅡ型糖尿病患者における高血圧や高血糖を予防する働きが示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12428181

【11】初期パーキンソン病患者80名において、コエンザイムQ10 を1200mg 、16カ月間摂取させたところ、パーキンソン病による脳機能低下を抑制されることが確認されました。
この結果より、コエンザイムQ10 にパーキンソン病予防効果が期待されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12374491

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参考文献

・原山 建郎 著 久郷 晴彦監修 最新・最強のサプリメント大事典 昭文社

・蒲原聖可 サプリメント事典 平凡社

・寺尾啓二著 肌の弾力、疲労回復に包接コエンザイムQ10 ハート出版

・NPO日本サプリメント協会 サプリメント健康バイブル 小学館

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