イチョウ葉エキス

ginkgo leaf extract

「生きた化石」とも呼ばれる太古の植物で、強力な生命力を持つイチョウの葉から抽出されたエキスです。
イチョウ葉エキスには、血管を拡げて血流を改善する作用があります。
血流は健康の根底にある重要因子であり、肩こりや冷え症、脳梗塞や認知症の予防・改善の効果も期待されています。

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イチョウ葉エキスとは?

●基本情報
イチョウ葉エキスとは、イチョウの青葉を乾燥させてアルコールで抽出された成分を指します。
ポリフェノールの一種であるフラボノイドと、強力な抗酸化作用を持つギンコライドを含んだ健康成分です。
イチョウは、今から約2億5千万年前から存在していたといわれる植物です。恐竜の生息していたジュラ紀という時代に最も栄えていたといわれ、千年以上の樹齢をもつ生命力の強い長寿木です。
イチョウは日本でも、昔から神社や寺院、街路樹などでよく見かける植物ですが、原産地は中国であるといわれています。
イチョウは平安時代に中国の高僧[※1]によって、仏教の伝来とともに中国から日本に移送されてたと考えられています。
「生きた化石」とも呼ばれている自生のイチョウが唯一残っていたのは、中国の浙江省(せっこうしょう)[※2]であったといわれており、現在の地球上に存在しているイチョウの多くは、移植されたものです。
よって、イチョウの自生地は中国の浙江省だけであり、その他の場所でよく見かけるイチョウは、すべて人為的に移植されたものであるといえます。
また、イチョウは植物として非常に特殊であり、現在、地球上にイチョウと似た植物は存在していません。
イチョウはその特徴的な性質と、奇跡的に生き残った太古の植物として昔から注目を集めていました。

●イチョウ葉エキスの歴史
イチョウ葉エキスに含まれる成分の効果を最初に見出したのはドイツで、1960年代には血流改善作用についての研究結果が発表されました。
その後、1965年にドイツでイチョウ葉エキスが医薬品として登録されたことから、ヨーロッパにおけるイチョウ葉エキスに対する研究が加速していきました。
なお、イチョウ葉エキスは植物由来のエキスであるにも関わらず、その研究結果が発表されてから医薬品として認められるまで、異例の速さであったといわれています。
それほどイチョウ葉エキスが持つ働きや作用は、人体に対しての効果が明白であり、高い信憑性があったということです。

●イチョウ葉エキスに含まれる健康成分と性質
イチョウ葉エキスに期待できる主な健康成分としては、「フラボノイド」と「ギンコライド」の2種類があげられます。

・フラボノイド
フラボノイドとは、黄色の色素でポリフェノールの一種です。
ポリフェノールとは、植物が自らの身を守るために生成する物質で、色素や苦みのもとである健康成分の総称です。
フラボノイドは植物の発芽や成長に関与しており、世界中で4000種類以上が知られています。
ビタミンPとも呼ばれるフラボノイドは、毛細血管を強化するという特徴的な働きを持ち、血行促進の効果があるとして、イチョウ葉エキスが注目されるきっかけともなった栄養素です。
イチョウ葉エキスには、30種類ものフラボノイドが含まれており、その中でも血液循環の効果が特に高いといわれている「二重フラボン」が特有成分として6種類も存在しています。
「二重フラボン」とは、2つのフラボノイドが重なった成分で、その血液循環効果は他のフラボノイドと比べて約3倍も高いといわれています。
フラボノイドは、血管の材料であるコラーゲンエラスチンの酸化を抑制します。
すなわち、フラボノイドの積極的な摂取は、しなやかな血管をつくることにつながるため、毛細血管などの末梢の血管を広げ、全身の血行促進につながります。

・ギンコライド
ギンコライドとは、イチョウ葉エキスのみに含まれる、ファイトケミカルと呼ばれる健康成分の一種です。
ギンコライドは強力な抗酸化作用[※3]を持っており、脳細胞を活性酸素[※4]から守る働きがあるといわれています。

イチョウ葉エキス特有の成分であるギンコライドには、血小板[※5]が固まることを抑制し、血栓[※6]が血管壁にできることを防ぐ効果があります。
また、アレルギーの原因にもなる血管に起こる炎症を抑える働きもあります。

●各国でのイチョウ葉エキスの取り扱い
イチョウ葉エキスはその有効性から、数十カ国で医薬品として認可されています。
しかし、日本では2012年現在、イチョウ葉エキスは未だに医薬品扱いの成分としては認められていません。
その理由は、健康成分を医薬品扱いにする基準の違いにあります。
イチョウ葉エキスに含まれる成分は無数に存在するといわれており、フラボノイドやギンコライドはその一部に過ぎません。
ヨーロッパなどにおいては、実際に効果があり、副作用がないことが認められた健康成分については医薬品として扱うことができます。日本では、認可対象の健康成分に含まれる全ての成分を解明した上で、特定の症状に対する働きを治験[※7]で証明できて、初めて医薬品扱いとなるのです。
その有効性は広く知られているものの、全貌が未だに明かされていないイチョウ葉エキスが、日本で医薬品としての健康成分に認可されるには、長い期間を要します。
このように、ヨーロッパ諸国よりも厳しい基準により、イチョウ葉エキスは日本において食品として扱われています。

[※1:高僧とは、位の高い僧侶のことです。]
[※2:浙江省(せっこうしょう)とは、中華人民共和国の省の一つです。華東地区中部に位置し、東シナ海に面しています。]
[※3:抗酸化作用とは、たんぱく質や脂質、DNAなどが酸素によって酸化されるのを防ぐ作用です。]
[※4:活性酸素とは、普通の酸素に比べ、著しく反応性が増すことで強い酸化力を持った酸素です。体内で過剰に発生すると、脂質やたんぱく質、DNAなどに影響し、老化の原因になるとされます。]
[※5:血小板とは、血液に含まれる細胞の一種です。血管が傷ついた時に集合体になり、止血する役割を持ちます。]
[※6:血栓とは、血液中の血小板などが固まってできる塊のことです。動脈硬化や脳梗塞の原因にも成り得るといわれています。]
[※7:治験とは、薬事法上の認可を得るために行われる臨床試験のことです。]

イチョウ葉エキスの効果

●血流を改善する効果
イチョウ葉エキスは脳や血管の症状に対する効果で広く知られていますが、そのもととなっているのが血流を改善する効果です。
イチョウ葉エキスの血流の改善作用は、主に3つの作用の相乗効果によって行われています。①血管を拡張する作用
イチョウ葉エキスには、血管を収縮させるトロンボキサンA2という物質の働きを抑制する作用があります。
トロンボキサンA2は血小板から生成された成分で、動脈や気管支を収縮させたり、血小板を凝集させる働きを持った物質です。
イチョウ葉エキスの働きは、動脈や気管支の収縮を妨げ、血管を拡張させる働きがあります。

②血小板の凝集を抑制する作用
イチョウ葉エキスには、血小板を凝集させる物質であるPAF(血小板活性化因子)の作用を妨げる働きがあります。
PAFは活性酸素やウイルスなどの刺激で、炎症やアレルギー反応によって血小板を必要以上に活性化させ、凝集させる物質です。
また、PAFには血液中の水分を血管から外に染み出させる作用もあります。
血液中の水分が減少することで、血液が濃くなり、粘度が高まるためPAFの働きはいずれも血流の悪化へとつながります。
イチョウ葉エキスは、このPAFの活性を抑制して血小板の凝集などを防ぐことができます。

③活性酸素の生産を抑制する作用
血液がドロドロになる大きな要因の1つは、血液中の悪玉(LDL)コレステロールが活性酸素によって酸化することです。
酸化した悪玉(LDL)コレステロールは血液の粘度[※8]を高め、流れを悪くしてしまいます。
さらに、血管の壁に酸化した悪玉(LDL)コレステロールがくっつき傷つくと、動脈硬化の原因となる可能性があります。
抗酸化作用を持つイチョウ葉エキスは、血液中の悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑えて血液をサラサラにさせます。
以上の3つの作用の相乗効果により、イチョウ葉エキスの摂取は血流改善の効果を発揮します。【10】

●冷え性を改善する効果
イチョウ葉エキスの働きは、日常生活で感じることの多い不快な症状の緩和にも直結します。
古くから「冷えは万病のもの」といわれるように、冷えは体に悪い影響を与えることが知られています。例えば、めまいや耳鳴り、肩こりなどは血流が悪いことが原因となって起こる代表的な症状です。
冷え症は女性に多い悩みですが、単なる体質による症状ではなく、血行不良が原因であるともいわれています。よって、血流改善の作用は、冷え症の改善にも効果があるといわれています。
また、冷え症を改善するには甘酒やしょうが柚子などの食材も効果的です。

●脳梗塞などを予防する効果
血流の良し悪しは、人間の健康状態につながっており、動脈硬化や高血圧などの病気を予防する効果も期待されています。【10】
また、脳は多くの酸素や栄養素を必要とするため、血流の状態によって脳の健康も左右されます。
よって、脳内の血流が悪くなると、脳細胞に栄養などが行き届かなくなり、脳の細胞が死んでしまったり、脳内に血栓ができて脳梗塞を引き起こす危険性があるのです。
したがって、イチョウ葉エキスには脳の血管障害によって発生する脳梗塞などの病気を予防する効果もあるといわれています。

●認知症を予防する効果
イチョウ葉エキスは、脳の障害によって知的能力が著しく低下する「認知症」の予防や改善に効果があると考えられています。
認知症の原因は、脳の病気や体の病気など数多く存在しますが、最も代表的なものとして、「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」の2つが挙げられます。

・アルツハイマー型認知症を予防する効果
イチョウ葉エキスは、アルツハイマー型認知症に対しての予防効果を持つと考えられています。
アルツハイマー型認知症の代表的な症状は、記憶障害、判断力の低下、妄想や幻覚などが挙げられます。進行性の病気であるため、早期の発見や治療などが重要です。
脳の神経細胞は加齢とともに減少していきますが、アルツハイマー型認知症の脳においては、早期に、かつ急激に失われていってしまいます。
アルツハイマー型認知症の原因は仮説が多く存在するものの、明確にはなっていません。
しかし、アルツハイマー型認知症を患った人の脳には、茶色いシミ(老人斑)が多く見られるといわれています。
このシミの正体はアミロイド-βというたんぱく質の一種です。
アミロイド-βは異常なたんぱく質で、脳内で蓄積された場合、アルツハイマー病認知症の原因にもなりうる物質です。
イチョウ葉エキスには、このアミロイド-βの蓄積を妨げる働きがあり、結果的にその量を減少させると考えられているのです。
これは2001年にアメリカの研究グループから発表された研究結果に基づいた考察であり、今でもイチョウ葉エキスについてのアルツハイマー型認知症に対する効果の研究は各国で行われています。

・脳血管性認知症を予防する効果
イチョウ葉エキスの血流改善の作用は、脳血管性認知症の予防効果にもつながるといわれています。
脳血管性認知症とは、脳梗塞や脳出血など、脳内の血管障害によって発症する病気です。
小さな脳梗塞であっても、多発することによって、認知症や運動障害が現れる原因となります。
イチョウ葉エキスによって血流を改善し脳梗塞を抑えることは、脳血管性認知症の予防にも深く関与しています。【1】【4】

イチョウ葉エキスは食事やサプリメントで摂取できます

こんな方におすすめ

○血流を改善したい方
○足がむくみやすい方
○冷え症の方
○脳梗塞を予防したい方
○認知症を予防したい方

イチョウ葉エキスの研究情報

【1】近年の研究により、イチョウ葉エキスに含まれているフラボノイドはニューロン機能を調節し、記憶・学習・認知機能に影響を及ぼす働きがあることがわかっています。さらにそのメカニズムについても多く研究され、海馬の中のたんぱく質の活性や遺伝子の転写調節にかかわっていることがわかっています。これらのことから、フラボノイドを豊富に含む食品の摂取は認識機能を高めることが考えられてます。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22414320

【2】ガンマ線照射(5Gy)誘発白内障ラットに対して、イチョウ葉(経口投与)が及ぼす作用について研究しました。イチョウ葉(40mg/kg)を投与した群のラット水晶体内の、活性酸素スカベンジャー、グルタチオン還元酵素、グルタチオンSトランスフェラーゼ活性は、投与していない群と比較して、有意に高いことがわかりました。このことからイチョウ葉は抗酸化能を有し、有害な放射線から発生する酸化ストレスを除去する働きがあることが考えられます。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21716624

【3】ゲンタマイシン誘発モルモット蝸牛有毛細胞の損傷に対してEGb 761(イチョウ葉)が保護する働きを示し(in vivo)、また、ゲンタマイシン誘発活性酸素種・一酸化窒素(NO)に対する有毛細胞 (in vitro)の障害に対し保護作用を示すことがわかりました。このことから、イチョウ葉は、活性酸素に対して蝸牛有毛細胞を保護する働きがあることがわかりました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21190826

【4】高齢犬は、認知機能の低下を示します。ホスファチジルセリン、イチョウ、ビタミンEを含む栄養補助食品の摂取が高齢犬の認知機能低下を抑制するかどうかについて調べました。方法は、オペラント試験(条件づけ)により行いました。その結果、栄養補助食品の添加群は、高齢犬において動作確度を良くし、効果は長く続きました。このことから、栄養補助食品の摂取は、高齢犬において記憶を改善できることが考えられました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18481547

【5】ニンニク、イチョウ、ニンジン、シベリアニンジン、カバカバおよびセントジョーンズワートの抽出物がCOX酵素(炎症性たんぱく質にかかわる酵素)および過酸化脂質の抑制作用について検討した結果、これらの抽出物は、選択的にCOX酵素を阻害し(COX1を5-85%阻害、COX2を13-28%阻害)、脂質過酸化を5‐99%抑制したことがわかりました。このことから、ニンニク、イチョウ、ニンジン、シベリアニンジン、カバカバおよびセントジョーンズワートの抽出物は、炎症を抑え、かつ抗酸化作用をもっていることがわかりました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17726737

【6】健常な若い男女78名を対象とした無作為化二重盲検クロスオーバー試験において、イチョウ葉エキス120 mgを単回摂取させたところ、摂取後の記憶の質および二次記憶、反応速度に関するスコアが改善されました。このことからイチョウ葉エキスの摂取は、記憶力を高める働きがあることがわかりました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17902186

【7】アルコールにより誘発された肝障害ラットに対して、イチョウ葉エキスを摂取させた結果、組織検査で肝障害が抑制され、血清ALT濃度、マロンアルデヒド(MDA)濃度、TNFα濃度が減少したことがわかりました。このことから、イチョウ葉エキスの摂取はアルコールによる肝障害を抑制することがわかりました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17324660

【8】スポーツは、活性酸素を非常に多く生産します。現在の研究から、スポーツ時にはビタミンC、A、E、グルタチオン、セレン、カルノシンのような抗酸化物質の補給が重要であり、さらにイチョウ葉エキスに含まれるフラボンの補給が大切であることがわかっています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15709642

【9】一酸化窒素(NO)添加薬(SNAP)を肝脂質に与え、脂質過酸化を引き起こさせました。その中に、小麦、アルファルファ、またはイチョウ葉エキスを投与しました。その際の脂質過酸化阻害は、小麦(21%)、アルファルファ(15%)、イチョウ葉エキス(33%)でした。このことから、イチョウ葉エキスが脂質過酸化を抑制することがわかりました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15693283

【10】正常眼圧緑内障患者30名 (18~80歳、試験群15名、韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、イチョウ葉抽出物80 mg×2回/日を4週間摂取させたところ、眼底組織の血流が増加しました。このことから、イチョウ葉抽出物は、血流改善の作用を有することが考えられました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21976939

【11】イチョウ葉エキスの添加により、マウス肝細胞内で変化した遺伝子についてマイクロアレイ法を用いて調べた結果、肝細胞の代謝経路にかかわる遺伝子(毒物排出)の発現を促進したことがわかりました。このことから、イチョウ葉エキスは、毒物代謝機能を有することがわかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2912699/

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参考文献

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・吉川敏一、辻智子 (2004) “医療従事者のための機能性食品(サプリメント)ガイド” 株式会社講談社

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・Yang TH, Young YH, Liu SH. (2011) “EGb 761 (Ginkgo biloba) protects cochlear hair cells against ototoxicity induced by gentamicin via reducing reactive oxygen species and nitric oxide-related apoptosis.” J Nutr Biochem. 2011 Sep;22(9):886-94. Epub 2010 Dec 28.

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