キンミズヒキ

Agrimonia pilosa Ledeb.

キンミズヒキは、中国で伝統的な生薬として使用されているバラ科の植物で、龍牙草、仙鶴草とも呼ばれています。

近年、キンミズヒキ抽出物に老化細胞を除去する作用が確認されたほか、抗酸化作用や抗炎症作用などが報告されており、抗老化機能のある食品素材として注目を浴びています。

老化を抑制する効果、疲労を軽減する効果、感染症を予防する効果などが期待できる成分です。

LINEスタンプ期間限定プレゼント!お友達登録はこちら。配信期間2025/07/23

キンミズヒキとは

●基本情報

キンミズヒキは、バラ科キンミズヒキ属の多年草[※1]です。黄金色の細長い花の連なりが、金の水引(熨斗や祝儀袋につける飾り紐)に似ていることから、キンミズヒキ(金水引)と名付けられたといわれています。なお、名前の似ているミズヒキはタデ科であり、バラ科であるキンミズヒキとは異なる仲間です。果実にはかぎ状に曲がった棘があり、服や動物の毛にひっついて散布されることから、ひっつき虫ともいわれています。

キンミズヒキの葉は、日本や中国でお茶として飲まれたり、スープや炒め物として食べられてきたりしました。若葉や若芽をゆでて、おひたしや油炒めにして食べると美味しいといわれています。

またキンミズヒキは、龍牙草、仙鶴草とも呼ばれており、中国では伝統的な生薬として使われてきました。生薬としては、収斂、止血、下痢止め、解毒、消炎などの目的で用いられています。

近年、キンミズヒキ抽出物に老化細胞[※2]を除去する作用が確認されたほか、抗酸化作用や抗炎症作用などが報告されており、抗老化機能のある食品素材として注目を浴びています。

 

●キンミズヒキに含まれる成分と性質

キンミズヒキには、老化抑制成分であるアグリモール類[※3]のほか、フラボノイド[※4]、タンニン[※5]、トリテルペン[※6]、カテキン[※7]といった生理活性物質が含まれています。

キンミズヒキ由来アグリモール類には、老化細胞を体内から除去して老化による機能低下を改善することが期待されています。

また、キンミズヒキ抽出物には、抗酸化作用、抗炎症作用、抗菌作用、抗糖尿病作用といった効果が複数報告されており、抗老化機能のある成分が多く含まれています。

 

[※1:多年草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物です。]

[※2:老化細胞とは、細胞分裂が停止し増殖しなくなった細胞です。別名ゾンビ細胞とも呼ばれます。]

[※3:アグリモール類とは、フロログルシノール誘導体に属するポリフェノールの一種です。キンミズヒキには、アグリモールA~Gが含まれおり、そのうちアグリモールBが老化細胞を減少させる効果があるといわれています。]

[※4:フラボノイドとは、天然に存在する有機化合物の総称で、植物に含まれるポリフェノールの一種です。]

[※5:タンニンとは、柿渋や赤ワインに含まれるポリフェノールの一種で、渋みがある成分です。]

[※6:トリテルペンとは、主に植物に含まれる生理活性物質で、抗炎症作用や抗菌作用など様々な生理機能が報告されています。]

[※7:カテキンとは、お茶に含まれる苦渋味成分で、ポリフェノールの一種です。]

 

キンミズヒキの効果

●老化を抑制する効果

老化は、通常40歳前後から始まります。遺伝的要因や環境的要因によって引き起こされ、生理機能が徐々に低下していきます。老化に関連するメカニズムは十数種類に分類されており、その中で細胞老化は重要な特徴とされています。

細胞老化は、様々なストレスによって損傷した細胞の異常な増殖を防ぐなどの良い働きがあります。一方で、老化細胞は自身の生理機能低下のみならず、組織の老化を促進する物質を周囲に分泌します。この老化関連分泌表現型(SASP)[※8]というメカニズムを通して、周囲の正常細胞の機能を傷害し慢性的に炎症を引き起こすことで、様々な老化関連疾患の一因となります。現在までに、老化細胞を除去することで加齢に伴う疾患を防ぎ健康寿命が延びることが知られており、様々な研究が進められています。

免疫老化がみられる中高年男女に、キンミズヒキ抽出物(アグリモール類を含む)を継続的に摂取させる臨床試験において、免疫細胞[※9]中の老化細胞の割合が減少したという報告があります。また、キンミズヒキ抽出物は、細胞試験において、老化細胞にアポトーシスを誘導することで老化細胞の割合を減少したという報告、高齢マウスにキンミズヒキ抽出物を長期投与した結果、老化細胞の減少や免疫老化の改善がみられたという報告があります。【1】【2】

これらのことから、キンミズヒキ抽出物およびキンミズヒキ由来アグリモール類には、老化細胞を減少させることで老化を抑制し、健康寿命を延伸する効果が期待されています。

 

●疲労を軽減する効果

加齢に伴い、疲れを感じやすくなったり、活気や活力が低下したりします。疲労の蓄積は、集中力や思考力といったパフォーマンスの低下、日常生活に対する意欲や満足度を低下させ、QOL[※10]の低下を引き起こします。また、慢性疲労と炎症性サイトカイン[※11]の関連が報告されており、炎症を引き起こす老化細胞と疲労の関連性に関する研究が進められています。加えて疲労は、細胞小器官であるミトコンドリアの機能低下と関連することが示唆されています。老化細胞に含まれる機能低下したミトコンドリアは、エネルギー産生低下や酸化ストレスを引き起こし、疲労の一因であると考えられています。そのため、老化細胞の除去は機能低下したミトコンドリアの減少につながり、疲労を改善する効果が期待されています。

健康な中高年男女に、キンミズヒキ由来アグリモール類を含むサプリメントを継続的に摂取させる臨床試験において、気分状態を評価するテストで「疲労-無気力のスコアが軽減」「活気-活力のスコアが向上」したという報告があります。【3】

このことから、キンミズヒキ由来アグリモール類には、老化細胞を減少させることで炎症を抑制し、疲労を軽減する効果が期待されています。

 

●血糖値を改善する効果

過剰なカロリー摂取は、肥満やインスリン抵抗性[※12]、脂肪肝[※13]を引き起こし、Ⅱ型糖尿病[※14]をはじめとする生活習慣病のリスクを高めるといわれています。インスリン抵抗性やⅡ型糖尿病は、酸化ストレス[※15]や炎症と関連することが知られています。そのため、酸化ストレスと炎症を軽減することが、インスリン抵抗性やⅡ型糖尿病の予防につながると考えられています。

動物試験において、高脂肪食を与えたラットにキンミズヒキ水抽出物を長期投与した結果、肝臓重量・血糖値・炎症マーカーが減少し、インスリン抵抗性が改善したという報告があります。また、糖尿病モデルの動物試験と細胞試験において、キンミズヒキ由来フラボノイド化合物を投与した結果、酸化ストレスと炎症を抑制することでインスリン抵抗性を改善したという報告があります。【4】【5】

これらのことから、キンミズヒキ抽出物には、血糖値を改善する効果が期待されています。

 

●感染症を予防する効果

加齢に伴い、免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなります。感染症予防のためには、ウイルスや細菌の侵入や増殖を阻害することが重要です。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(以下、MRSA)は、抗生物質であるメチシリンが効かない(耐性を獲得した)黄色ブドウ球菌[※16]のことを指します。MRSAは、健康な人の皮膚などに定着しても通常は問題ありませんが、極度に免疫が低下・抑制した状態では敗血症[※17]などを引き起こし、医療現場で大きな問題となっています。

キンミズヒキから抽出されたフラボノイド化合物が、肺炎、皮膚疾患を引き起こす病原体であるMRSAの増殖を抑制したという報告があります。また、キンミズヒキと五倍子(生薬)の混合抽出物と有効成分が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の複製を抑制したという報告があります。【6】【7】

これらのことから、キンミズヒキ抽出物には、感染症を予防する効果が期待されています。

 

●脳機能の低下を予防する効果

β-アミロイド[※18]は、脳内に存在するタンパク質の一種です。通常は分解されて排出されますが、脳内に過剰に蓄積すると脳の萎縮を引き起こし、記憶力、判断力、言語能力といった認知機能の低下につながります。β-アミロイドは、加齢に伴い脳に蓄積されやすくなります。

細胞試験において、キンミズヒキ抽出物を投与すると、β-アミロイドの合成や凝集を抑制したという報告があります。【8】

このことから、キンミズヒキ抽出物には、加齢などに伴い低下する記憶力などの脳機能を改善する効果が期待されています。

 

●肌機能の低下を予防する効果

肌では、真皮[※19]にある線維芽細胞[※20]がコラーゲンを作り出し、肌のハリや弾力を保っています。線維芽細胞が老化すると、コラーゲンの産生能力が下がるだけでなく、組織の老化を促進する物質を分泌し周囲の正常細胞に炎症を引き起こすことで、肌の老化が加速するといわれています。

老化細胞は加齢に伴い蓄積し、老化細胞を除去する能力が低いほど蓄積しやすいといわれています。そのため、老化細胞を除去することで肌機能の低下を予防できることが示唆されています。

キンミズヒキ抽出物およびキンミズヒキ由来アグリモール類には、老化細胞を減少させる効果があることから、老化にともなう肌機能の低下を予防する効果が期待できます。

 

[※8:老化関連分泌表現型(SASP)とは、老化細胞が炎症反応などを引き起こすタンパク質を分泌し、周囲の組織に影響を与える現象です。]

[※9:免疫細胞とは、病原体や異常細胞といった異物から体を守るために働く細胞のことです。]

[※10:QOLとは、クオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life)の略で、「生活の質」や「生活の満足度」と訳されます。生きる上での満足度や快適さをあらわす指標のひとつです。]

[※11:炎症性サイトカインとは、細胞から分泌される情報伝達タンパク質(サイトカイン)の一種で、炎症反応を促進するサイトカインです。]

[※12:インスリン抵抗性とは、細胞への糖の取り組みを促進し血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きが悪く、十分に糖が取りこまれない状態のことをさます。Ⅱ型糖尿病の原因のひとつです。]

[※13:脂肪肝とは、肝臓の細胞内に脂肪が異常に蓄積された状態です。肝炎や肝硬変といった肝臓疾患を引き起こす原因のひとつです。]

[※14:Ⅱ型糖尿病とは、インスリン分泌の低下やインスリン抵抗性により起こる糖尿病のことです。]

[※15:酸化ストレスとは、生体内で活性酸素が過剰に発生し、DNAやタンパク質を酸化し細胞を傷つけ、疾病や老化の要因となる状態のことです。]

[※16:黄色ブドウ球菌とは、人や動物の傷口、皮膚などに生息する細菌で、食中毒や化膿性疾患の原因菌のひとつです。顕微鏡で見るとブドウの房のように見えることから、名付けられました。]

[※17:敗血症とは、感染症が原因で全身的な反応や臓器障害を起こす疾患のことです。]

[※18:β-アミロイドとは、脳内で作られるタンパク質の一種で、アルツハイマー型認知症の発症要因のひとつと考えられています。]

[※19:真皮とは、表皮の下側にあり肌組織の大部分を占める部分です。コラーゲンやエラスチンを産生し、肌のハリや弾力を維持する機能があります。]

[※20:線維芽細胞とは、皮膚の真皮に存在する細胞で、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生を行います。]

 

キンミズヒキはこんな方におすすめ

〇いつまでも若々しくいたい方

〇疲れやすい方

〇血糖値が気になる方

〇脳の健康を維持したい方

〇肌のハリや弾力を保ちたい方

キンミズヒキの研究情報

【1】免疫老化がみられる40歳以上60歳未満の日本人成人に、キンミズヒキ抽出物50mg(アグリモール類0.2mgを含む)を8週間経口摂取させました。結果、男性集団において、免疫細胞中の老化細胞の割合が減少しました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40004995/

【2】キンミズヒキ抽出物とその活性成分であるアグリモールBは、細胞試験において、老化細胞にアポトーシスを誘導することで老化細胞の割合を減少させました。また、高齢マウスに3ヶ月間、キンミズヒキ抽出物を投与した結果、肝臓と腎臓で老化細胞が除去されたほか、老化した免疫細胞も除去され免疫老化が改善されました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S221242922400333X

【3】40歳以上60歳未満の健康な日本人男女に、キンミズヒキ由来アグリモール類0.2mgを含むサプリメントを12週間経口摂取させました。結果、プラセボを摂取した群に比べ、気分状態を評価するPOMS2成人短縮版において「疲労-無気力の軽減」「活気-活力の向上」が確認されました。
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202402241668993072

【4】過剰なカロリー摂取は、肥満、インスリン抵抗性、脂肪肝を引き起こします。高脂肪食を与えたラットに、キンミズヒキ水抽出物を16週間投与した結果、肝臓重量、血糖値、炎症マーカーが減少し、インスリン抵抗性を改善させることが確認されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28870184/

【5】インスリン抵抗性は高血糖を引き起こし、Ⅱ型糖尿病の原因となります。キンミズヒキ由来のフラボノイド化合物は、インスリン抵抗性モデルの脂肪細胞とマウスを用いた試験で、酸化ストレスと炎症を抑制することでインスリン抵抗性を改善することが確認されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37710214/

【6】メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、心内膜炎、肺炎、皮膚疾患を引き起こす病原体です。キンミズヒキから抽出されたフラボノイド化合物は、酸化ストレスを誘導することでMRSAのエネルギー代謝とタンパク質合成を阻害し、MRSA増殖を抑制することが確認されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35202325/

【7】キンミズヒキと五倍子(生薬)の混合抽出物および有効成分であるウルソール酸、ケルセチン、1,2,3,4,6-ペンタ-O-ガロイル-β-d-グルコースは、SARS-CoV-2の複製を抑制しました。また、これら3種の化合物は、 SARS-CoV-2と変異株に対して高い結合親和性を持つことが確認されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34329818/

【8】β-アミロイドは、アルツハイマー病の発症に関わるタンパク質の一種です。キンミズヒキのエタノール抽出物は、APP-CHO細胞(β-アミロイドの前駆体であるタンパク質を作る細胞)において、対照群と比較して、β-アミロイド生成の指標であるsAPP-βおよびβ-セクレターゼのレベルを低下させました。さらに、キンミズヒキのエタノール抽出物は、β-アミロイドの線維への凝集を阻害し、 β-アミロイド凝集体の脱凝集を促進することが示されました。
https://www.mdpi.com/2297-8739/11/8/243

もっと見る 閉じる

 

参考文献

・Yoshiki Shimizu, Shieri Shimodan, Mariko Hayashida, Misato Yazaki, Tsuyoshi Sakurada, Tomomichi Watanabe, Yuri Ishii, Yoshie Hirose, Jiro Saito, Sachiyuki Teramoto(2025)”Preliminary Data on the Senolytic Effects of Agrimonia pilosa Ledeb. Extract Containing Agrimols for Immunosenescence in Middle-Aged Humans: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Parallel-Group Comparison Study” Nutrients. 2025 Feb 13;17(4):667.

・Tomomichi Watanabe, Misato Yazaki, Tomoaki Yazaki, Megumi Furukawa, Nobuo Izumo(2024)”Senotherapeutic effect of Agrimonia pilosa Ledeb. in targeting senescent cells in naturally aged mice” Food Bioscience. Volume 59, June 2024, 103903.

・坪川雅哉, 他.(2024)”健康な日本人成人を対象としたキンミズヒキ由来アグリモール類摂取によるQOLへの影響-ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験-“薬理と治療 Volume 52, Issue 7, 775 – 789 (2024)

・Hwan Hee Jang, Song Yee Nam, Mi Ju Kim, Jung Bong Kim, Jeong Sook Choi, Haeng Ran Kim, Young Min Lee(2017)”Agrimonia pilosa Ledeb. aqueous extract improves impaired glucose tolerance in high-fat diet-fed rats by decreasing the inflammatory response” BMC Complement Altern Med. 2017 Sep 5;17(1):442.

・Tingwang Guo, Yun Pan, Lin Yang, Gang Chen, Jia Deng, Liancai Zhu(2023)”Flavonoid compound from Agrimonia pilosa Ledeb improves adipose insulin resistance by alleviating oxidative stress and inflammation” BMC Complement Med Ther. 2023 Sep 14;23(1):322.

・Yeong-Geun Lee, Kyung Won Kang, Woojae Hong, Yeon Hwa Kim, Jen Taek Oh, Dae Won Park, Minsung Ko, Yun-Feng Bai, Young-Jin Seo, Sang-Myeong Lee, Hyunggun Kim, Se Chan Kang(2021)”Potent antiviral activity of Agrimonia pilosa, Galla rhois, and their components against SARS-CoV-2″ Bioorg Med Chem. 2021 Sep 1:45:116329.

・Liren He, Han Cheng, Fuxin Chen, Suquan Song, Hang Zhang, Weidong Sun, Xiaowei Bao, Haibin Zhang, Chenghua He(2022)”Oxidative Stress-Mediated Antibacterial Activity of the Total Flavonoid Extracted from the Agrimonia pilosa Ledeb. in Methicillin-Resistant Staphylococcusaureus (MRSA)” Vet Sci. 2022 Feb 7;9(2):71.

・Chung Hyeon Lee,Min Sung Ko,Ye Seul Kim,Kwang Woo Hwang andSo-Young Park(2024)”The Identification of Bioactive Compounds in the Aerial Parts of Agrimonia pilosa and Their Inhibitory Effects on Beta-Amyloid Production and Aggregation” Separations. 2024, 11(8), 243;

・Tianyu Jin, Li Chi, Chongyang Ma(2022)”Agrimonia pilosa: A Phytochemical and Pharmacological Review” Evid Based Complement Alternat Med. 2022 Apr 29:2022:3742208.

・Sihua Wen, Xiaofei Zhang, Yanan Wu, Shangshang Yu, Wei Zhang, Ding Liu, Kai Yang, Jing Sun(2022)”Agrimonia pilosa Ledeb.: A review of its traditional uses, botany, phytochemistry, pharmacology, and toxicology” Heliyon. 2022 Jul 21;8(8):e09972.

・公益社団法人 東京生薬協会ホームページ

・国土交通省 北海道開発局ホームページ

・Lan Tang, Lulu Fu, Chenghua Lu, Xiaorong Hou, Weiguang Shan, Zhajun Zhan(2017)”New cytotoxic phloroglucinol derivatives from Agrimonia pilosa” Fitoterapia. 2017 Apr:118:69-72.

・Jan M van Deursen (2014)”The role of senescent cells in ageing” Nature. 2014 May 22;509(7501):439-46

・Ming Xu et al.(2018)”Senolytics improve physical function and increase lifespan in old age” Nat Med. 2018 Aug;24(8):1246-1256.

・Tyler J Bussian, Asef Aziz, Charlton F Meyer, Barbara L Swenson, Jan M van Deursen, Darren J Baker(2018)”Clearance of senescent glial cells prevents tau-dependent pathology and cognitive decline” Nature. 2018 Oct;562(7728):578-582.

・Xia Liu, Wei Mo, Jian Ye, Lingyun Li, Yanping Zhang, Eddy C. Hsueh, Daniel F. Hoft & Guangyong Peng(2018)”Regulatory T cells trigger effector T cell DNA damage and senescence caused by metabolic competition” Nat Commun. 2018:9(1):249

・Tatsuya Hasegawa et al.(2023)”Cytotoxic CD4+ T cells eliminate senescent cells by targeting cytomegalovirus antigen” Cell. Volume 186, Issue 7p1417-1431.e20March 30, 2023

・国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト

・Yuichiro Ogata, Takaaki Yamada, Seiji Hasegawa, Kazumitsu Sugiura, Hirohiko Akamatsu(2023)”Changes of senescent cell accumulation and removal in skin tissue with ageing” Exp Dermatol. 2023 Jul;32(7):1159-1161.

・Yuichiro Ogata, Takaaki Yamada, Seiji Hasegawa, Ayumi Sanada, Yohei Iwata, Masaru Arima, Satoru Nakata, Kazumitsu Sugiura, Hirohiko Akamatsu(2021)”SASP-induced macrophage dysfunction may contribute to accelerated senescent fibroblast accumulation in the dermis” Exp Dermatol. 2021 Jan;30(1):84-91.

・Darren J. Baker, Tobias Wijshake, Tamar Tchkonia, Nathan K. LeBrasseur, Bennett G. Childs, Bart van de Sluis, James L. Kirkland & Jan M. van Deursen(2011)”Clearance of p16Ink4a-positive senescent cells delays ageing-associated disorders” Nature. volume 479, pages232–236 (2011)

・Darren J Baker et al. (2016)”Naturally occurring p16(Ink4a)-positive cells shorten healthy lifespan” Nature. 2016 Feb 11;530(7589):184-9.

・Choon Young Kim, Qi-Ming Yu, Hyun-Joo Kong, Joo-Yeon Lee, Kyung-Mi Yang, Jung-Sook Seo(2020)”Antioxidant and Anti-Inflammatory Activities of Agrimonia pilosa Ledeb. Extract” Evid Based Complement Alternat Med. 2020 Jun 15:2020:8571207.

もっと見る 閉じる

 

ページの先頭へ