ブルーベリーの茎エキス

ブルーベリーの茎エキスは、ブルーベリーの茎から抽出されるエキスです。ブルーベリーの茎にはプロアントシアニジンなどのポリフェノールが多く含まれていて、涙を増やす効果、血管の拡張、目元の美容、脳機能改善、腎機能改善、歯周病予防効果などの様々な健康効果が明らかにされてきています。

ブルーベリーの茎エキスとは?

●基本情報
ブルーベリーの茎エキスとは、ツツジ科の植物であるブルーベリーの茎から抽出されるエキスのことです。アントシアニンが豊富に含まれるブルーベリーの茎には別の種類のポリフェノールが多く含まれており、様々な健康効果があるといわれています。ブルーベリーの茎エキスは世界で初めて葉を収穫することを目的として、宮崎大学、宮崎県、地元企業が産学連携で開発された新品種で、「くにさと35号」という品種です。「くにさと35号」は農薬を使用せずに栽培されており、そこから抽出されるブルーベリーの茎エキスはノンカフェインが特徴です。
ブルーベリーの茎にはポリフェノールが多く含まれていて、涙を増やす効果、血管の拡張、目元の美容、脳機能改善、腎機能改善、歯周病予防効果などが明らかにされてきています。

●ブルーベリーの茎エキスに含まれる成分と性質
ブルーベリーは太陽の紫外線から自身の身(実)を守るため、実や葉・茎にポリフェノールを豊富に含むようになり、強い抗酸化作用[※1]を持つ植物へと成長します。ブルーベリーの茎には、プロアントシアニジン、カテキンやフラボノールなどのポリフェノールに加え、食物繊維やビタミン、ミネラルなど多くの成分が豊富に含まれています。
以下はブルーベリーの茎エキスに含まれる主な成分です。

・プロアントシアニジン

ポリフェノールの一つで、ぶどうの種子や皮にも含まれている成分です。
一般的にビタミンCの約20倍、ビタミンEの約40倍もの強い抗酸化作用を持つといわれています。

・カテキン

多様な生理活性があることが報告されており、血圧上昇抑制作用、血中コレステロール値調節作用、血糖値調節作用、抗酸化作用、老化抑制作用、抗菌、抗アレルギー作用などがあるといわれています。

・フラボノール

黄色染料として多く用いられる他、高血圧予防などの医薬品として利用されることもある成分です。

[※1:抗酸化作用とは、体内で発生した活性酸素を抑制する力のことです。]

ブルーベリーの茎エキスの効果

ブルーベリーの茎エキスには、プロアントシアニジン、カテキンやフラボノールなどが豊富に含まれているため、以下のような健康に対する効果が期待できます。

●ドライアイを改善する効果
ブルーベリーの茎エキスは、涙液安定性を向上させることで目表面の環境を改善させることが示唆されています。

このような特徴から、ドライアイを改善させる成分として注目されています。【1】https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37103112/

ドライアイ改善効果

ブルーベリーの茎エキスは、ドライアイを改善する効果をもつと期待されている。

●血圧上昇を抑制する効果
ブルーベリーの茎エキスには、血圧の上昇を抑える効果があります。
ブルーベリーの茎エキスの血圧上昇への影響を調べた実験では、高血圧自然発生ラットに凍結乾燥させたブルーベリーの葉を摂取させた所、対照群に比べて収縮期血圧が有意に低値を示したことが確認されています。 【2】

ブルーベリーの茎エキスはこんな方におすすめ

○ドライアイが気になる方

○目の美容が気になる方

○血圧が気になる方

ブルーベリーの茎エキスの研究情報

【1】ブルーベリー茎エキスを4週間または6週間マウスに与えた後、摂取群では涙の量が増加したことが観察されました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37103112/

【2】毛細血管の拡張・維持に関与するTie2活性について調査したところ、細胞試験においてブルーベリー茎エキスは類似のTie2を活性化させる植物エキスと比較し、高い作用を示しました。また、ヒト試験においてはブルーベリー茎エキス投与後にTie2の発現量を増加させる傾向にあることが確認された。

参考文献

VDT作業者で目の疲労を感じている男女12名に対して、ブルーベリーの茎エキスを1日に100mg(プロアントシアニジンとして40mg/日)を4週間摂取して、パソコン作業を行い、視力、瞼裂幅、目元の保湿量、推定血管年齢の測定を行ったところ改善傾向が見られた。

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